「日本の写真家たちの目から見た東北展」10月12日にアンカラのジェル・モダンで開催

「東北は地震だけではない」・・・日本の写真家たちが、東北のすばらしさを知ってもらおうと一発奮起した。

「日本の写真家たちの目から見た東北展」10月12日にアンカラのジェル・モダンで開催

 

 

 

日本の8つの地方のひとつで、「本州(ほんしゅう)」と呼ばれる島の北部に位置する東北(とうほく)地方で、2011年3月11日に東北地方でマグニチュード9の地震が発生した。

この地震で1万5894人が死亡した。日本の総務省からの発表によると、2017年9月1日の時点で、震災関連死も含めた死者の数は1万9575人、行方不明者の数は2577人となっている。また、この地震で6230人が負傷し、110万以上もの住宅などの建物が全壊、半壊、一部破損の被害を受けた。さらには、この地震は大きな原子力発電所の事故(福島第一原子力発電所事故)も引き起こした。

 

世界のメディアが一斉にこの大惨事を報じたことにより、「東北」の名前が世界中に知られることとなったが、その被害があまりにも重大だったため、世界では「東北 = 地震」「東北 = 原発」というイメージがこびりついた。

東北の気候、自然の美、文化、歴史、人々など、東北の良さを知る人は数少ないという現状がある。

 

これを憂えた日本の写真家たちが、地震や原発のイメージだけではない東北の良さを知ってもらおうと、東北のさまざまな表情をシャッターに収め、写真展「東北―風土・人・くらし」を開くことにした。

この写真展は、写真評論家の飯沢耕太郎さんの監修により、9人の写真家(千葉禎介さん、小島一郎さん、芳賀日出男さん、内藤正敏さん、大島洋さん、畠山直哉さん、林明輝さん、田附勝さん、津田直さん)と写真グループ「仙台コレクション」(伊藤トオルさん他)が撮影した写真が展示される。

 

東北のさまざまな表情が日本の写真家たちのきらめく表現力により切り出された写真展「東北―風土・人・くらし」には、まだあまり知られていない東北の良さを世界の人々に知ってもらおうという日本の写真家たちの願いが込められている。

 

 

写真展「東北―風土・人・くらし」

 

写真展「東北―風土・人・くらし」は、在トルコ日本国大使館、国際交流基金、ジェル・モダン芸術センターの共催、アンカラ写真家協会とギリカの協力により行われる。入場無料。

 

会場

ジェル・モダン芸術センター(アンカラ県アルトゥンダー区スヒエ)

 

期間

10月12日木曜日から10月22日日曜日までの10時から20時まで。

月曜日は休館。

 

オープニングセレモニー

10月11日水曜日の19時には、オープニングセレモニーが行われる。

オープニングセレモニーへの出席は予約が必要。予約は、ジェル・モダン芸術センターが受け付けている(電話番号:0312-310-0000 内線番号:136)。

 

 

(2017年10月9日 文責: 浅野涼子)

 

 

 



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