エルドアン大統領、NATO会議について記者団に答える

レジェプ・ターイプ・エルドアン大統領が、北大西洋条約機構(NATO)会議から帰国する途中、飛行機内で記者団の質問に答えた。

エルドアン大統領、NATO会議について記者団に答える

アメリカのドナルド・トランプ大統領との会談は有意義だったと述べたエルドアン大統領は、トランプ大統領はトルコのF-35戦闘機の引渡しについて何らかの問題はないと保証したと話した。

エルドアン大統領は、この会議でアフガニスタンに駐留するトルコ軍兵士の人数を増やす決定が下されたことも伝えた。

エルドアン大統領は、トルコによるテロとの戦いを支援する決定がNATO会議で下されたと述べた。

エルドアン大統領は、NATOはイラクで軍事訓練を行う予定であると述べ、トルコも司令官級の支援を行うと述べた。

イタリアのジュゼッペ・コンテ首相との会談にも言及したエルドアン大統領は、

「二国の課題や地域問題を話し合った。コンテ首相と包括的で良い会談をした。私が思うに、トルコは今後イタリアとさらにずっと活動的で有意義な関係を築くことになる」と語った。

また、エルドアン大統領は、難民協定や国家社会主義地下組織(NSU)の裁判をめぐってドイツのメルケル首相と行った会談の詳細も伝えた。

エルドアン大統領は、ドイツで7月11日に終結したNSU裁判に関して、「NSU裁判で下された判決は満足のいくものではなく、この問題はその根本に触れる必要があると伝えた。これは一種のグラディオ事件である可能性があり、その根底まで突き詰める必要がある。ここであの女(NSUのリーダー、ベアーテ・チェーペ)だけが終身刑を受けたことで、被害に遭った家族たちが満足することはない。この事件は並みの事件ではないと我々は考えている。この問題の全容を調査する必要があると伝えた。ドイツ側が考えていることも大差はない。この組織(NSU)が殺害した人数は明らかになっている。確定された判決で、1人の者に終身刑が言い渡され、他の被告には10年、5年、2年、3年程度の懲役が科されたことがわかっている。このような決定では、被害者の家族も我々も満足しない。メルケル首相本人にこれらのことをはっきりと伝えた。メルケル首相との会談で、テロとの戦いについてより決然とし確固とした姿勢を貫く必要があることも伝えた。特にドイツにいる『フェト』こと、フェトフッラー派テロ組織・パラレル国家構造(FETÖ/PDY)や分離主義テロ組織PKKをめぐる問題をめぐり、我々は今も懸念を抱き続けている。会談で、ドイツのシュタインマイアー大統領の招待を受けて私が今年ドイツに行う訪問についても話し合った。この訪問を通じて、ドイツ側とドイツで再び直接会談をする機会も作る予定だ。」と語った。

 

(2018年7月14日)



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