【第5世代戦闘機】 トルコ初のF-35戦闘機、引き渡し式典が行われる
トルコは、低視認性、センサー技術、レーザーシステムといった高性能機能を備え、トルコ空軍の軍事行動能力を高める初のF-35戦闘機を受け取った。

トルコも関わっているF-35戦闘機プロジェクト初の機体となる第1機の引き渡し式典が6月21日、アメリカ・テキサス州のフォートワースにあるロッキード・マーティン社の施設で行われた。
式典には、トルコ共和国防衛産業庁の関係者、プロジェクトに参加したトルコの企業、ロッキード・マーティン社の幹部が出席した。
引き渡された初のF-35戦闘機は、トルコ空軍が所有する初の第5世代戦闘機となる。
機体番号「18-0001」とつけられ引き渡されたトルコ初のF-35戦闘機は、パイロットの訓練のためにアリゾナ州のルーク空軍基地に送られる。
6月21日に引き渡された第1機に続いて、近いうちに第2機、2019年3月に第3機と第4機の引き渡しが行われる。
トルコのパイロットが訓練を受けている間は、これらの戦闘機は、アメリカにとどまる。
トルコに引き渡される第5機と第6機は、2019年11月に製造が完了した後、直接トルコに送られる。
トルコは、低視認性、センサー技術、レーザーシステムといった高性能機能を備え、トルコ空軍の軍事行動能力に目を見張る効果を生み出す初のF-35戦闘機を、数年のうちに合計100機導入することを計画している。
トルコは1999年よりF-35戦闘機プロジェクトに関わっており、トルコの防衛産業は戦闘機の製造において積極的な役割を果たしている。
(2018年6月22日金曜日)