障害を持つ犬のために教師の職を捨てたひとりの女性

トルコの最も西のほうにあるテキルダー県に、道端で障害を持った犬を見るのが忍びなく、教師を辞めてしまったひとりの女性がいる。

障害を持つ犬のために教師の職を捨てたひとりの女性

 

 

その女性とは、レイハン・アヴジュ・カラギョズレルさん。

 

英語の先生だったレイハン・アヴジュ・カラギョズレルさんは、障害を持つ犬の面倒をもっとよく見たいという思いから、6年前に教師を辞め、ボランティアで犬の保護施設をつくった。

その理由は、暴力を受けた犬や障害を持った犬を見るのが心苦しくて仕方がなかったからだと言う。

レイハン・アヴジュ・カラギョズレルさんは、アナドル通信の取材に

「麻痺した犬、目が見えない犬、足がない犬を見るのが耐えられなかった。

英語教師をしていたが、夫と話して、仕事を辞めて犬の保護施設をつくることにした。

完全にボランティアとして始めた。

最初は数が少なかったが、時が経つにつれて、トルコのあちこちから犬が連れてこられるようになり、数がどんどん増えていったので、ソーシャルメディアを通じて、動物愛好家たちに支援を求めた」

と話した。

最初はレイハン・アヴジュ・カラギョズレルさんが1人でやっていたが、犬の数が増え、1人では面倒を見切れなくなったので、スタッフを雇わざるを得なくなり、今は3人で犬の面倒を見ていると言う。

レイハン・アヴジュ・カラギョズレルさんは、「毎日犬が連れてこられるので、自分に何かあった場合でもこの施設は続いて行かなければならない。それは、トルコにこのようなところはないからだ」と語る。

 

レイハン・アヴジュ・カラギョズレルさんが運営する犬の保護施設は、テキルダー県カユ地区にある。5000平方メートルの土地につくられた保護施設で、現在450匹の犬が生活している。そのうちの200匹は障害を持っている。レイハン・アヴジュ・カラギョズレルさんによると、保護施設で生活をしている犬のほとんどは体が麻痺している。

 

 

 

 

 

(2018年2月12日 文責: 浅野涼子)

 

 

 

 

 



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